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『長工大賞』受賞者

 第9回 令和5年(2023年)『長工大賞』受賞

アナログLSIの設計技術開発及びマンドリン音楽の発展に活躍・貢献
井上 靖秋(S39e)

『長工大賞』受賞者の功績

 あなたは、母校を卒業後、東京三洋電機株式会社(現三洋電機)に入社。
 半導体技術部でアナログ集積回路の開発に携わり、三洋電機株式会社では半導体事業本部でICやフラッシュメモリーなどの開発に従事する傍ら、独学で研究して早稲田大学に博士論文を提出し学位審査に合格、早稲田大学の博士(工学)学位を取得されました。
 三洋電機退職後は東亜大学総合人間・文化学部及び同通信制大学院総合学術研究科、早稲田大学大学院情報生産システム研究科の教授を務められ、早稲田大学定年退職後は同大学名誉教授に就任されました。
 また、母校卒業後は就職先の三洋電機内にマンドリンクラブを結成して定期演奏会などを行う傍ら産業音楽祭(東京)に参加されて最優秀賞を受賞。 さらには群馬県マンドリン協会役員として県内マンドリン音楽の発展に尽力されました。
 早稲田大学定年退職後は関東中心のマンドリンOB会を再開し、長工同窓会東京支部総会や長岡マンドリンアンサンブルでの演奏出演のほか、群馬県内のマンドリン演奏活動にも参加されるなど、現在もマンドリン音楽の発展に活躍・貢献されています。
 これまでの功績や活躍に敬意を表し、「長工大賞」を授与します。

令和5年本部同窓会「長工大賞受賞者紹介資料」より抜粋