先輩から
日本的一个人看昆明(その5)
投稿 川上 卓蔵(S40e)
元陽の棚田
昆明市から離れて市外を少し探索してみたいと思います。
バスで、南に6時間ほど走ったところの地域は棚田の多いところとして世界的に知られています。
その中でも有名なのが元陽県です。この元陽県は総面積1.5万ヘクタール、人口35万人、ハニ族、イ族、ミャオ族、タイ族などの少数民族が住み、主に棚田で米を作っています。

この地方は海抜が1,400mから2,000mで、霧と雨が多く稲作に適しています。唐の時代から、棚田が有名なところだったそうです。
元陽県の棚田の総面積は12万ヘクタールあります。そして6.4万ヘクタールの森林は県全体に生活用水と農業用水を提供し、4,653本の用水路は棚田を
潤しています。

ハニ族は輝かしい「棚田稲作文化」を育んできました。
元陽の棚田は世界の奇跡と言えるまでに壮観で「ハニ族の雲の梯子」と呼ばれています。
2011年の春節のときに訪れましたが、中国の正月ということもあって、観光客は少なくひっそりしていました。
着いた時には、麓は霧で包まれていました。少し心配しながらタクシーで40分くらい走り山間地へ踏み入り現地に着く頃、周りは霧で何も見えなく
なっていたのです。
禄豊の恐竜谷
楚雄市禄豊県は昆明から西に約100km離れたところにあります。
ここは中国版ジュラシック・パークの「世界恐竜谷」テーマパークです。
2008年にオープンした新しい観光地です。
ここは1938年に初めてジュラ紀早期の恐竜の化石が発見されて以来、今日までに130体以上の化石が
出土していて、この地は「世界の恐竜のふるさと」と呼ばれています。


三畳紀、ジュラ紀、白亜紀のそれぞれの時代に生息した恐竜が、肉食性、草食性ともに同じ場所で
発掘されるというケースは世界でも大変珍しいそうです。
「世界恐竜谷」は「恐竜遺跡科学考察ゾーン」と「ジュラ紀世界ゾーン」に分れており、前者には世界最大級の恐竜化石発掘現場として、
化石の状態がそのまま保存してあり、その場所をすっぽり覆って建物が建っており、実態が見られるように保存されています。
後者は観光用に恐竜が庭に配置され、生存してように造られて遊園地のようになっています。中国最大の「阿納川街竜」は禄豊県川街郷阿納村で発見されたので、この名前が付けられたそうです。
学名も「Chuan jie saurus」、「川街竜」と付けられています。全長27m、高さ6.5m、草食で今から1.58億年前に生息していたそうです。
人の大きさと比べてみても如何に大きいかが写真でも分かると思います。
恐竜好きの子供さんだけでなく大人でも規模が大きく興味のあるテーマパークです。
元謀の土林
昆明から北に約200km離れた距離にあります。今から約150万年前から形成され始め、
約50万年前に姿を現しました。

その後、一度は風化して埋没し、今広がっている土林の姿は約15万年前から形成され始めたものであるそうです。
総面積は約4,300ヘクタールの壮大なもので、園内にはそれぞれ「仏塔」「頂点柱」「喇叭門(らっぱもん)」などと名前が付いた様々な形をした土の柱が100以上ある。
全て見て回るだけで半日はかかると言われています。わたしはそれでも3時間くらい歩いて、土林を観察してきました。
土林の奇観はよく映画撮影に使われ、高倉健主演の映画「千里走単騎(単騎、千里を走る)」の撮影もここで行われています。
一歩入ると、千姿万態の土林はまるで神秘の世界にいるような錯覚に見舞われます。

その土柱は剣が天を刺すように見えたり、厳めしい武士がそそり立ったように見えたり、たたずむ少女のように見えたりします。
また土柱の頂上には野草や野花が点在しているものもあり、現実的にホッとさせるものもあります。
砂岩が重なり、形がちがう土柱が入り混じって交差する様子は、土林の千変万化の風景となっているように感じた次第です。
今回ご紹介をしたように中国の観光スポットは何処の場所に行っても規模が大きく広いなーと感じています。
(次回は少し夜の街を紹介してみましょう。お楽しみに)
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楊 宇
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川上 卓蔵