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第30回記念 工芸美術「日工会展」鑑賞会参加報告

第30回記念 工芸美術「日工会展」
鑑賞会参加報告

1.日 時
: 2021年(令和3年)6月18日(金)曇り時々晴れ
2.会 場
: 東京都美術館 台東区上野公園8-36
3.参加者
: 東京支部より金井支部長はじめ6名
 樋口昭さん(S29E)、片桐謙一さん(S31W)、川村吾一さん(S36E)、金井博光さん(S44M)、原勝英さん(S46M)、永井利矢(S44M)(記)

『参加記』

 恒例となった工芸美術「日工会展」(今回は第30回記念展とのこと)鑑賞会の案内を川村広報・記録担当統括理事からいただきましたので、芸術に全くの素人が参加しても良いのかの疑問をもって、この鑑賞会に初めて参加しました。
 集合場所は上野駅の公園口改札出口であり、公園口は一昨年春の花見以来でしたが、改札口前にあった車道が広場へ続く歩道となり、また、駅舎も風流ある外観になるなど、落ち着いた公園口に変わっていました。
 梅雨時期にもかかわらず、当日は木漏れ日が爽やかさを感じさせてくれる好天日であり、お互いのコロナ対策を確認して、東京都美術館に向いました。 日工会展は、作家の自由意志を尊重し、個性ある創作活動を通して時代に即応した質の高い豊かな工芸を創造し、我国の工芸美術の発展と文化の振興に寄与することを目的とした美術工芸作品展であって、毎年6月に東京都美術館で開催されるとのことです。
 日工会展の会場では、鑑賞の主目的である金井支部長ご子息の金井伸弥先生の陶器作品「銀影」が出展されており、じっくりと鑑賞させていただきました。今回出展した作品に対する金井支部長のご批評は次のとおりです。
 「今回の作品は従来と異なる作風に挑戦しており、いままで内閣総理大臣賞や特選をいただいた関係から作風を変える気になった感がある」とのことです。 なお、金井陶芸教室の生徒さんの作品が多く入選・入賞されているとのことで、作品の中に千葉県出身者が見られ、これは生徒さんの作品であるとのことでした。 また、金井先生は今年7月25~31日にかけて、JR有楽町駅前にある東京交通会館1階のパールルームで個展を開催されるとのことです。
 今回の鑑賞会に参加した私の実感は「作品の何が良いのかは理解できませんでしたが、じっくりと時間を掛けて作品を鑑賞すると、なにか奥深いものを感じる」ことでした。今後も鑑賞を続けることで、そのうちに「芸術の良さを理解できる」のではと思っています。
 鑑賞会終了後はお弁当を購入して、樋口さんのご配慮で手配していただいた新潟県人会館の会議室にて昼食会を開催しお開きとなりましたが、楽しくも貴重な一日になりました。なお、東京支部理事の加藤智さん(S40C)が単独で鑑賞され、多くの記録写真を支部宛に送っていただきましたので、お礼を兼ねてご報告しておきます。

編集 : 永井利矢(S44M)

金井伸弥先生の陶器作品「銀影」
(6月16日加藤智さん撮影)

金井伸弥先生の作品を囲んでの記念写真

石川県輪島市から出張された受付担当 木谷陽子理事の作品を囲んでの記念写真