会員投稿

　2007年4月29日から5月4日まで福島を皮切りに山形、秋田、岩手の家族旅行をした。家内と娘は大病を克服し温泉療養を兼ねGWを楽しんだ。
　4月29日早朝 日光街道を北上し南会津に向かう。途中 大内宿に立ち寄った。

　大内宿は茅葺屋根の集落で火災からの防火・消火が非常に重要だ。そのため早朝から宿の消防団が集結しGW中の防火訓練を行っていた。

　大内宿を散策した後、喜多方に朝ラーを食べに行った。お店は有名な「まこと食堂」だ。
早朝にもかかわらずお客が数人列をなしていた。

　今宵の宿は不動湯温泉だ。宿までの風景を楽しんだ。途中、天然の炭酸水が湧き出る泉に立ち寄った。

　不動湯温泉から残雪の山形蔵王に向かった。蔵王ハイライン 雪の壁を通り山頂のお釜に着いた。

　二日目の宿は青森の温湯温泉だった。

　翌朝、三日目の宿 秋田の日影温泉に向かった。道中では桜や水芭蕉を楽しんだ。

　四日目は岩手 三陸に宿を取った。三陸 リアス式陸中海岸は絶景の数々だった。 三王岩で有名な田老町の民宿では山海珍味が待っていた。どんこ まる一匹の葱ソース添えは絶品だった。ただこの民宿は海岸近くにあり2011年の3.11東日本大震災で津波被害に遭い海の藻屑となってしまった。その後の宿の方の消息は不明である。お見舞い申し上げる。

　五日目は三陸から内陸の牧場を抜け遠野・猊鼻渓経由で北上の夏油温泉に向かった。

　夏油温泉は冬場休館しGW明けに宿泊可能となる。しかしこの年は5月1日から開館していることを知り最後の宿泊地とした。川沿えの露天風呂を楽しんだ。

　残雪の残る夏油温泉は現役時代の日本道路公団出向時（1994年）に行って以来だった。旅の最終日は朝から快晴で残雪の風景を楽しんだ。