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《人生の回想》

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第41話 故郷 雪の越後を探報
野﨑(旧姓:椿)敬策(S46e)
 東北の旅を回想する予定だったが先日、越後に雪見ドライブした事から急遽、故郷 越後の3連載とした。
 筆者にとって冬になると雪見ドライブが楽しみの一つである。冬の越後はベストスポットで先日も二連休と旅支援を活用し雪見ドライブを楽しんだ。早朝、関越道の赤城ICからR17号線で三国峠を越えた。群馬県側の猿ヶ京温泉辺りは予想に反し雪が殆ど無かった。しかし、三国トンネルを抜けると小説の一遍にある“そこは雪国だった”の世界が眼に飛び込んできた。しばらく走ると懐かしい苗場スキー場に到着した。早速カメラを取りだしかつて滑った苗場の斜面を撮った。この斜面は昔、トニーザイラーが来日した際に滑った懐かしのゲレンデで筆者もかつて滑り降りた思い出のスキー場だ。
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早朝の苗場スキー場

 その後、当時の長工スキー部が合宿をしていた石打丸山スキー場に向かった。ここには三浦雄一郎プロスキースクールがかつてあり、20代の頃にデモンストレーション中のゲレンデをチョット借りて滑ったら、所属を聞かれた思い出の場所でもある。
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石打丸山スキー場

 小出からR17号をそれ守門村の須原スキー場に行った。このスキー場は高校3年の卒業前に新潟県青年スキー祭典で大回転競技(リーゼンスラローム)の優勝を果たした地でもある。
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思い出の須原スキー場

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優勝カップを手にした筆者(右側)

 この辺りは積雪も多く雪の壁を観ながらドライブし、栃尾を経由し下田方面に向かった。
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須原スキー場を後に下田方面へ

 下田を五十嵐川から守門川沿いに走り遅場の入り口まで車を進めた。残念ながら吉ヶ平方面は6月1日まで雪の為、通行止めとなっていて行く事は出来ない。その後、嵐渓荘から八木ケ鼻へと引き返した。大谷ダムまで足を延ばしたが雪と霧で写真掲載は止めとした。
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遅場入り口付近

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守門川と嵐渓荘

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五十嵐川と八木ケ鼻

 今夜の宿、阿賀野川沿いの津川:麒麟山温泉 古澤屋に車を進めた。かつて咲花温泉には二度ほど宿泊した。また、津川は中学三年の時、県中学スキー大会の回転競技で(スラローム)二位になった思い出の地でもあった。
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麒麟山温泉:古澤屋

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部屋からの阿賀野川風景

 宿はしっとりと落ち着いた雰囲気だった。料理も大変美味だった。
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雪景色の夜

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本日の献立

 津川には珍しい“狐の嫁入り行列”というお祭り(5月3日開催)があった。
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狐の嫁入り行列と写真

 翌朝、宿を後に“狐の嫁入り屋敷”に立ち寄った。
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狐の嫁入り屋敷

 越後の雪見ドライブを楽しんだ後、今宵の宿 信州:鹿教湯温泉に向かった。途中の小布施から雪の妙高山が望めた。かつてスキーの国体予選で行った地である。これを最後に冬の越後探報に筆を置く。
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信州:小布施からの妙高山

 第42話では予定通り東北の旅を回想する。