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《人生の回想》
第40話 故郷 下田村・中之島村・母校の探報
野﨑(旧姓:椿)敬策(S46e)
2008年夏、娘と故郷:越後の下田村そして3年間高校に通った中之島村の家にお墓参りを兼ねて行った。下田村の八木前にある景勝地:八木ヶ鼻はいつ観ても美しかった。
八木ヶ鼻と五十嵐川
足を延ばし生地の吉ヶ平迄行ってみた。かつて通った吉ケ平分校は今にも朽ち果てそうだった。
吉ケ平分校
誰も住まなくなった吉ケ平
宿泊は中学の同級生の生家:長野温泉 嵐渓荘を採った。嵐渓荘には何度となくお世話になったが、この時が初めてだった。同級生に連絡するとお酒を差入してくれた。ちなみに同級生の彼女は箱根でPensionを経営している。
嵐渓荘をバックに
豪華料理で乾杯
嵐渓荘を後に栃尾方面に行き、名物の栃尾油揚げを手に入れた。
栃尾への田園風景
栃尾豆腐店で油揚げget
三条で森町中学時代の恩師を訪ねた。三年間担任だった恩師である。恩師は作家として活躍する中、木彫にも目覚め見事な自ら彫った木彫が自宅に飾ってあった。
恩師ご夫妻と娘
素晴らしい木彫の世界
三年間お世話になった中之島のお宅を訪ねた。筆者の両親は既に他界していたが、お世話になったお袋の兄と親父の妹ご夫妻は元気だった。中之島で農機具商を営み地元農業に貢献していた。ちなみに後を継ぐ長男は長工機械科卒で生徒会長をやった事を後で知った。一泊させて頂き思い出話にお酒も進んだ。
お墓参り
一家との集合写真
中之島は蓮根の生産地でもあり、大口蓮根は有名であった。周りには水田と共に蓮田が広がっていた。八月下旬の晴天の下で気持ち好い田園風景だった。
稲穂が実る水田風景
蓮根産地の蓮田
大きな葉っぱと白い花
折角の機会だったので母校に向かった。2002年の創立100周年記念事業の100人トークリレーで行って以来だった。今回驚いたのは女生徒が居た事だった。我々の時代では想像できない時代の変化だった。
グラウンド内に女生徒(後姿)が
懐かしの体育館前
同級生の谷内田君は大学に進学し、卒業後は実家の葬儀屋を継いでいた。今では長生橋を渡った先に大きなセレモニーホールを経営している。地元とも多くの付き合いがある。昨年の創立120周年記念式典にも彼は出席してくれた。長岡に行くと必ず歓待してくれる彼である。
同級生の谷内田ご夫妻と
おまけで昨年行った清津峡と松之山の美人林の風景を載せた。美人林はブナの樹木が林立する素敵な場所である。
清津峡
松之山 美人林
第41話では東北の旅を回想する。