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《人生の回想》

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第25話 各地の大学での活動を回想する(続編)
野﨑(旧姓:椿)敬策(S46e)
 東京四ツ谷にある上智大学・電気通信大について第24話で記載を忘れたので追記する。上智大の加藤教授とはDSRC活用(ETC技術の他への転用)を研究開発した当時、委員会のメンバーとしてお願いし1年間議論した。ドライブスルーの支払いやガソリンスタンドでの支払い等を応用実験した。ただ、現時点で実用化に至っていないのが残念である。
 電気通信大にはKDDI研究所から転籍した小花教授が居る。小花教授は慶応大の松下教授の愛弟子でIPSJのITS研究会で2000年に初めて出会った。飯田橋のKDDIにてITSに関する将来展望等について議論した。総務省の情報通信システム推進会議に筆者をアドバイザーとして迎えてくれた。
 静岡大学浜松キャンパスにて何度もIPSJのITS研究会を二日間で開催され様々な議論を行った。主査が慶応大の松下教授(初期)である。静大の石原教授や渡辺教授とは今もお付き合いしている。名古屋大の森川教授とはITSシンポジウムで座長を務めた時に初めてお会いした。その後、名古屋のITS-WC等で活動を共にした。滋賀大の梅津教授や阪大の小牧教授とはITS関連で活動させて頂いた。京大の長谷川教授、飯田教授、谷口教授とは名古屋高速・阪神高速の交通管制委員会で筆者が現役の頃からお付き合いさせて頂いた。長谷川教授はその後名古屋の名城大(京大名誉教授)に転籍した。名城大では産総研から行かれた津川教授とも長いお付き合いだ。自動運転を1960年代から研究した我が国では自動運転技術分野の第一人者だ。
 神戸大・愛媛大では京大:飯田教授の愛弟子で交通工学の第一人者の朝倉教授と松山の交通関連で活動した。福山大の清水教授とは広島の交通問題で活動した。鳥取環境大学には三菱電機から転職した鷲野教授と自動運転や交通事故問題等で様々なパネルでご一緒した。
 尾道市立大では招待講演に対応した。副学長迄おいでいただき有難かった。
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尾道駅

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尾道城

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林芙美子像と歌碑

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坂の街:尾道

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戦時中の尾道風景

 九州大学は現在、糸島半島に移ったが箱崎キャンパス時代に沖縄の琉球新聞社から法学部に来ていた前泊教授と福岡アイランドシティの交通問題や沖縄の交通問題でお世話になった。また、九州・山口経済分野で交通問題を取上げた時、九大の樗木教授、赤岩教授と活動をさせて頂いた。熊本大学の内村教授とはIEICEのITS研究会で長年お世話になった。阿蘇での合宿討論は思い出深い。
 下の写真は合宿の翌朝、阿蘇高原迄足を延ばし撮った写真の一部である。
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 佐賀大や長崎総合大(横山教授)においては自治体の情報通信に関する委員会で活動した。最後に沖縄では琉球大(上間名誉教授)と名桜大(小濱教授)において沖縄のITS関連で活動した。特に名桜大には国際観光学科があり、観光を主産業とする沖縄独自の課題などを扱った。
 北は北海道から南は沖縄まで様々な大学にて交通工学や情報通信を活用する社会インフラシステムの研究開発に関わってきた。北大では当時の中村大学総長とも面識を持たせて頂いた。
 横須賀リサーチパーク(YRP)では産官学共同研究プロジェクト活動が華やかな時期で有り、筆者はユビキタス(いつでも・どこでも・だれとでも)関連で下の図を企画製作させて頂いた。
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 ここに記載しきれない大学もまだ多々あったが、記憶が薄れてきたこともありここで筆を置く。

 第26話については思考中である。