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《人生の回想》

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第24話 各地の大学での活動を回想する
野﨑(旧姓:椿)敬策(S46e)
 北海道では北大と東京理科大長万部キャンパスであった。北大では毎年二月に学会が行われた。雪祭りの前日までの二日間で学会の後、雪祭り会場で雪像創りを見学した。長万部キャンパスでは夏にバーベキュー等楽しんだ。
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北大校舎

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ポプラ並木にて

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完成した雪像

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自衛隊の制作したお城

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旧北海道庁にて

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佐藤教授と家内

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旧北海道庁の夜景

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ライトアップされた雪像

 佐藤教授とは2003年東北大学で開催されたIEICE総合大会の一般公開:雪国のITS(座長は筆者)でパネラーをお願いして以来のお付き合いだ。教授は高速道路や北海度新幹線の開発に関わっていた。最新の北海道新幹線の路線図を頂いた。
 東北では東北大学、秋田大学、岩手県立大学と関わった。東大の交通工学の第一人者:越教授の愛弟子でいずれは東大:生産技術研究所で越教授の後を継ぐと思われたが、何故か東北大に配転された桑原教授と関わった。ちなみに越教授の後継は池内教授だった。池内教授は画像関係の第一人者で東大寺の大仏や法隆寺の五重塔等の建築物を画像解析した事で有名である。秋田大学の学会や岩手県立大では講演を行った。
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岩手県立大にて:女性は村山教授

岩手県立大にて
女性は村山教授

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岩手県立大の学生たちと

 村山教授はソフトセキュリティの世界で国際学会などでも活躍されていた。IPSJの学会で何度となくお世話になった。最後は津田塾大に転籍された。盛岡や秋田では一緒に美酒に酔いしれた。お酒の強い彼女だった。
 新潟大や金沢大では無線通信が専門の仙石教授に関わった。仙石教授は東大の羽鳥教授(無線通信分野の世界的権威者)を通じて知り合った。金沢大学では菅原教授と自動運転の分野で委員会や学会でお世話になった。
 関東では東大をはじめ慶応大・早稲田大・中央大・明治大・成蹊大の他に筑波大・埼玉大、宇都宮大、横国大、群馬大、茨城大、高崎工科大、関東学院大、千葉工大、工学院大、東海大の教授たちと関わった。そして東京理科大大学院では講義を行った。
 東大では越教授、高場教授、羽鳥教授、今井教授をはじめ大勢の先生方と主に交通工学分野でお世話になった。慶応大では松下教授、中川教授、川島教授等にITSや学会でお世話になった。一泊二日の合宿では意義深い議論をさせて頂いた。なお中央大には東大退官後、羽鳥教授、今井教授が移籍した。東大の大先輩の伊理教授もその一人で中央大での出会いが初めてだった。皆さんそれぞれ東大名誉教授になられた。中央大で最後の講義が恒例となっており聴かせて頂いた。成蹊大では青木教授の研究室で学生の論文発表のコメンテータを行った。発表終了後はワインパーティーとなった。ワイン好きの青木教授とは国内外さまざまなお店で楽しんだ。また、ピアノも弾かれるので意気投合した。
 松下OBで大学に席を移した筑波大の藤本教授、東海大の唐津教授、定方教授そして工学院大の成定教授には松下時代からお世話になった。横浜国大では大蔵教授、飯田学長、河野教授をはじめいろいろな先生方と横浜の長期ビジョン研究等で関わった。

 今回から写真掲載を少なくした。理由は古い写真を探すのが大変な事だった。日頃から整理していれば良かったと反省している。

 ここまで東日本の大学関連での活動を回想したが、紙面の関係で西日本の大学関連は第25話で回想する。