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　筆者が写真に興味を覚えたのは小学6年の頃だと記憶する。ある雑誌の付録に「ピンホールカメラ」が付いていて、像をスリガラス越しに観て楽しんだ。感光紙が有るわけでもなく画像は残ってはいない。社会人となり初めて手にしたのが一眼レフの「Olympus OM-1」だった。NikonやCannon・Minolta等いろいろあったが、コストパフォーマンスと小型であることからOM-1を購入した。Minoltaの蛇腹式カメラが我が家にあったが使った事は無い。このカメラは義理の親父が使用していた。

　2003年中四国をドライブ旅した時が最後に使ったOM-1とこの後、述べるMamiya 645だった。山陰の城崎・松江そして出雲から中国の倉敷を経由し、瀬戸大橋で香川に渡り何カ所かの寺を巡った。その後、娘がOM-1に興味を持ち暫く使っていた事を記す。
フィルムカメラのOM-1とMamiya 645の写真はネガをスキャンしデジタル画像に起こした。

　35㎜フィルムカメラより上位のカメラが欲しくなった。ハッセルブラッドに憧れたが高価すぎて手が届かない。迷った挙句にMamiyaを選択した。RB67と645の二機種があったが結果、手ごろな645を購入した。

　フィルムカメラからデジタルカメラの時代へと変わった。娘が大学時代に建築科の関係でデジカメ：CONTAX TVS（500Mpixel）を購入した。デジカメの出始めで13万円ほどした。フィルムカメラは現像し印画紙に焼き付けをする工程が有り、カメラ屋さんに依頼するとそれなりの費用がかかった。しかし、デジカメはカメラのメモリからPCへのダウンロードをするのみ。費用も掛からず便利極まりない優れものに感動した。PCプリンターも技術進歩でカメラ屋さんに劣らぬ写真が印刷出来た。用紙サイズと品質も様々な種類が用意され画期的と感じた時だった。筆者はEPSON製の顔料対応でA3ノビサイズまでのPrinterを購入し写真lifeを楽しんだ。

　CONTAXデジカメは優れたPhotoを撮る事が出来た。久々にBattery Chargeし使おうとしたがBatteryが逝かれているようでCharge中にErrorとなった。Batteryを入手しまた撮りたいと思った。

　遊びでLEICA風の極小サイズデジカメを購入した。32万画素のオモチャだったがスタイリングに惚れた。当然、メモリカードは無くUSBケーブルでPCにダウンロードした。写真は見るに忍びない出来だったが、LEICA気分でアクセサリーとして持ち歩いた。

　4月に家内の教え子が目出度く宝塚デビューし招待された。この時の京都・宝塚のPhotoをMINOXで撮った。

　一眼レフレベルのデジカメが欲しくなり2005年にSONY Cyber-Shot F828を購入した。交換レンズが不要で28㎜～200㎜までのレンズがマウントされていた。Carl-Zeiss レンズに惚れ込んだ。このデジカメは17年経った今でも使える。

　このデジカメも優れもので800万画素ながら気に入った写真が撮れた。A3ノビでは満足出来なく2007年にPrinterもワンランク上位のEPSON PX-5800をもう一台購入した。このPrinterは半切やA2 Sizeまで印字できる。

　2009年 コンパクトなデジカメ：Canon IXYをその後購入した。このデジカメはコンパクトながらファインダーが付いていて10Mpixelだった。今でもチョットしたお出かけ時に持参している。

　2018年　SONYのCyber-Shot 最新機種：RX10MⅣを購入した。72㎜大口径の24㎜～600㎜までの超望遠が可能。2,100万画素の高精細を実現している。もっと高精細なカメラはあるがメモリSizeを考慮するとこの程度で十分と判断した。

　このカメラで24㎜の広角から600㎜の超望遠までカバーし、f2.4～f4のレンズの明るさも魅力的だった。

　絵画の書けない筆者にとって写真とカメラは思い出を綴るパートナーである。凝った写真は撮っていないが、一生の趣味としてこれからも素敵な風景を撮りたい。