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《人生の回想》
第12話 ITS-WC San Francisco国際会議・ITSシンポジウムを通じた将来展望
野﨑(旧姓:椿)敬策(S46e)
ITSC2005国際会議の合間にVienna、Prague、Budapest等を散策した。
シュテファン大聖堂
ドナウ河畔
メルク修道院までDonau Cruiseを楽しんだ。船上では観光客とWineで乾杯。日本人は我々二人だけだった。
Vienna郊外のメルク修道院までのDonau Cruise(左:青木教授、右:筆者)
Vienna郊外のメルク修道院までのDonau Cruise
(上:青木教授、下:筆者)
シェーンブルン宮殿を東京理科大の伊丹教授、Dr.Classの学生と広大な敷地を丘の上まで散策した。
成蹊大の青木教授に誘われバスツアーでチェコのプラハまで足を延ばした。美しい街並みやプラハ城等に感動した瞬間だった。初めての馬車体験は今でも深く記憶に残っている。国際会議終了後、雨の中Viennaの市場を散策したのち青木教授は帰国の途についた。筆者は1人Viennaに残り二日ほど観光を楽しんだ。
聖ヴィート大聖堂
Prague旧市街
Pragueを馬車で散策
Viennaの市場
ハンガリーのBudapestバスツアーをホテルで見つけ、一人乗車した。偶然にも国際会議にCroatiaから出席しているPh夫人と出会った。旦那が会議の為、一人バスツアーとの事だった。Viennaに帰るまで一緒にBudapestを散策した。フランスやドイツ、イタリア等とはまた違った雰囲気のあるチェコ、ハンガリーに感動した。
ツアーで知り合ったCroatiaのPh夫人
Budapest ブダ城
ブタ城内
ブタ城からのBudapest旧市街
鎖橋とケーブルカー
街中のミュージシャン
Vienna最後の日はLRTに乗り郊外の葡萄畑の丘をめざした。その後、市内に戻り音楽家の銅像が立並ぶ公園を抜けベルベデーレ宮殿を散策した。
ドナウ河が一望できる丘にて
丘に広がる葡萄畑
ヨハンシュトラウス像
モーツァルト像
ViennaでのITSC2005を終え、仏:シャルル・ド・ゴール空港経由で帰国した。
Vienna空港
シャルル・ド・ゴール空港にて
11月8日から開催されるITS-WC San Franciscoの取材で5日夜成田を飛び立った。San Francisco 5日間のフリーパスTicketを活用した。6日にSan Francisco到着し、当日はツアーバスでSan Franciscoの市内をチョト散策した。7日にITS-WC San FranciscoのOpening Ceremonyが有り、ホテルからYellow Cabに乗りコンベンションセンターに到着後Press登録を行った。登録参加費は通常$1,000だがPressは無料である。
今回はWashington.DCのPressとして活動した。日本のVIPルームもフリーパスで入れた。部屋では豊田会長や日産の山下副社長が国土交通省やITS Japanの方々と名刺交換をしていた。
San Franciscoを一望する
ゴールデンゲートブリッジをバックに
San Franciscoの中心地
ITS-WC San Franciscoの会場
日本VIPルームにて
国立情報学研究所:坂内教授(左)
中央奥に豊田会長 右端は山下副社長
Registration Counter
筆者はこのCounterにてPress登録
Opening Ceremonyでは各国代表のSpeechとテープカットが壇上で行われた。
Opening Ceremonyでのテープカット
豊田会長のSpeech
山下副社長のSpeech
今回のITS-WC San Franciscoの議長は女性だった。女性の地位向上と社会進出が進んでいるアメリカならではの光景だった。Panasonic最後のセンター長と再会した。センター長はETCのセキュリティを管轄するORSEに出向していて、今回初めてITS-WCに参加した事を知る。
Opening Ceremonyでの筆者
ITS-WC San Franciscoの女性議長
Secretaryから通訳を受ける豊田会長
Panasonic最後のセンター長と再会
ITSが国家プロジェクトである事から国会議員のITS議員連盟が発足していて、この連盟の会長に綿貫衆議院議員が就任していた。展示会場ではITS Japanブースのテープカットが行われた。展示会場にて東京理科大:伊丹教授ともITSC2005Vienna以来の再会だった。
ITS議員連盟の綿貫衆議院議員(中央)
東京理科大:伊丹教授と再会
San Franciscoからバスツアーでヨセミテ国立公園に出かけた。早朝、ホテルを出発し広大なカリフォルニア西部を走り抜けヨセミテに着いた。日本人は筆者ただ一人だった。西部では当時の開拓風景が残っていた。ヨセミテは一週間位滞在するOutdoorのメッカであった。
下の風景は映画のシーンで出てくる坂道だらけのSan Francisco。
San Franciscoの路面電車(ケーブルカー式)
背景にアルカトラズ島が見える(右の写真)
San Franciscoの教会を巡たり高級住宅街を散策し、観光スポットのフィッシャーマンズ・ワーフ(PIER39)まで足を延ばした。美味しい魚介類が待っていた。チャイナタウンを抜けホテルまで帰った。
San Franciscoの高級住宅街
San Franciscoの港のアシカたち
フィッシャーマンズ・ワーフPIER39
San Franciscoの教会
アップダウンのケーブルカー
2002年から国内では年一回の「ITS シンポジウム」が開催された。筆者は第一回目から出席している。2005年の暮れに第4回が開催された。この場で筆者は初めてセッションの座長を名古屋大:森川教授と務めた。以下にプログラムの一部と実行委員委任状(参考)を紹介する。
協賛団体は多岐にわたり如何にITSが様々なジャンルの技術の複合であるかが理解できる。筆者はこれらの団体や学会と様々な形で関わった。
(第4回 ITS シンポジウム 2005)
(参考:実行委員委任状)
2005年は娘の大病に始まった中で、3回の国際会議(ITST2005Brest、ITSC2005Vienna、ITS-WC San Francisco)と暮れのITSシンポジウムで有意義な活動だった。
第13話では横浜市への政策提言や中国視察等の活動を回想する。