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同窓会本部

令和7年度 同窓会本部 総会・懇親会に参加して

1.日 時:
2025(令和7)年 6月14日(土)午後1時00分から
2.会 場:
ホテルニューオータニ長岡 2階 白鳥の間
3.参加者:
東京支部からの出席者 8名
金井支部長、川村理事、平山理事、野﨑理事、永見理事、速水理事、今井理事、樋口顧問

『参加記』

 令和7年度から本部同窓会・懇親会の会場を昨年までのパストラル長岡からホテルニューオータニ長岡に変更して開催され、東京支部からは8名(懇親会は7名)の関係者が出席しました。配付された出席者受付名簿によると出席者81名(含来賓者9名)で、昨年の来賓者を含む出席者66名から15名増となっておりました。会員の出席者の年代内訳は、卒業年度から類推すると80歳代14名、70歳代34名、60歳代10名、50歳代8名、40歳代3名、30歳代3名となっており、あらためて出席会員の高齢化が進んでいることを実感しました。ただ東京支部との相違は、30歳代から50歳代の出席会員が14名おられたことです。この方々の声掛けによって、まだ50歳代までの若年層の会員出席者を増やすことも可能ではないかと感じました。
 総会開催に先立ち物故者へ黙祷を捧げ、山﨑会長挨拶、来賓紹介、諸橋校長挨拶がありました。
山﨑会長の挨拶で心を打たれたことは、「来年は出席者200名を目指し、この会場を一杯にしたい」という決意披瀝であり、今年の出席者増からもすでに活動は始まっていると感じました。
 諸橋校長からは、令和6年度卒業者の進路状況などのお話がありました。3年生の就職数は在籍数191名のうち96名であり、その8割以上が地元およびその周辺を希望しているとのことでした。進学数は95名と就職数とほぼ同数であり、4年制大学50名、専門学校42名、職業能率開発校3名であったとのことでした。
 山﨑会長が総会の議長に選出され、議事が始まりました。
「第一号議案:令和6年度事業報告および収支決算報告、並びに監査報告について」、「第2号議案:令和7年度事業計画および収支予算について」の説明があり、いずれも承認されました。
 その後、長工大賞授与と続き、受賞者は風間豊司様(昭和46年機械科卒)と鈴木将様(平成10年染織科卒)の2名でありました。
 風間豊司様は、大学に進学され卒業後は地元小千谷市の会社に技術員として10年間勤務され、その間に海外赴任も経験されました。その後、別の会社に転職され技術員として30年間勤務されました。その間に持ち前の技術力を発揮されて知的財産を50件余り出願し、数多くの特許権を取得されました。そのいくつかが評価され、平成23年度関東地方発明表彰、新潟県知事賞を受賞されました。現在は家業を継がれて、世の中に一層役立つ技術開発を追求されておられます。
 鈴木将様は卒業後、大阪、東京、横浜で料理修行を重ねられ、その後、地元長岡で「おれっちの炙屋 ちぃぼう」を開業されました。その後も地場野菜に特化した地域に根ざした多様な業態を展開され、現在では新潟県内で12業態を手がけられておられます。これらの取り組みは、地域における食と文化のプロデューサーとして高く評価され、更なる活躍が期待されています。
 長工大賞の授与後、受賞者との対談がおこなわれ、その後、総会は閉会しました。
 午後2時15分ころから懇親会がスタートし、まずは長岡マンドリンアンサンブルの演奏に合わせ、全員で校歌を斉唱しました。まずは3曲の演奏、その後、アンコールに応えてもう一曲、演奏されました。目を閉じて聴いていましたが、どの曲もすばらしく、その美しい音色は会場いっぱいに響き渡りました。ちなみに今回の指揮者は久保宏司様で、昭和46年に母校電気科を卒業されました。ビッグジャズバンドの指揮者として、アメリカにも演奏活動に行っておられます。
 私は10年ほど前に本部の懇親会に初めて出席しましたが、マンドリン演奏に鳥肌が立ったことを覚えています。今ではマンドリン演奏を聴くことも懇親会の楽しみの一つとなっています。
 長工大賞受賞の風間豊司様の日本酒での乾杯の音頭で、宴会が始まりました。
お酒が回った頃、ジャンケンによる景品ゲットの粋なアトラクションが始まり、私も新潟カレーをゲットしました。その後、舞さくら様の歌で会場は最高潮となりました。  今回は懇親会宴会中の絶妙のタイミングで、プロジェクションマッピングによる長岡花火が二回も上映されました。臨場感あふれる迫力ある映像にビックリさせられると同時に、ホテルニューオータニの保有設備の充実と、この設備の利用を見逃さなかった同窓会本部の企画力に感心させられました。会場を変えたからこそできたイベントでありました。
 楽しい宴会はアッという間に終わり、最後に万歳三唱と閉会の挨拶をもって、懇親会閉会となりました。その後、東京支部メンバーは壇上に上がって記念撮影をおこない、散会しました。
 散会後、東京支部メンバー5名、本部メンバー5名並びに舞さくら様の11名で、会場一階の居酒屋で懇親をより一層深めました。
 今回の同窓会本部の総会・懇親会に出席して感じたことは、冒頭に申しましたように出席会員の高齢化が進んでいるということです。しかし、長岡市内およびその近隣には卒業生が沢山おられることから、早め早めの声掛けにより出席数を増やし、それを継続していくことが大切と感じました。私も長岡で勤務していた会社に卒業生が沢山いることから声掛けをおこなって、同窓会活動への参加を促し、少しでも同窓会本部に貢献できたらと思います。
 この度は、同窓会本部の皆様に大変お世話になり、ありがとうございました。

編集 : 今井 広(S46M)

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出席者集合写真

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校長先生を囲んでの東京支部メンバー

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山﨑会長挨拶(S46M)

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諸橋校長挨拶

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長工大賞授与 風間豊司様(S46M)

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長工大賞授与 鈴木将様(H10W)

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マンドリン演奏 指揮:久保宏司様(S46E)

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長工大賞受賞者 風間豊司様による日本酒での乾杯音頭

懇親会風景

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