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ジョギング同好会

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個人記録実績ピーアール集

2.マラソン人生

佐藤 力(応用化学S-28)

佐藤 力写真
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マラソンの醍醐味は言うまでもなく、ゴールインした時の、あの名状しがたい充実感にあると思います。
長道中での苦しさと戦いながらやっとゴールインーした時、今までの苦しさは一瞬にして消え去り、気付くと完走できた満足感に変わっているのです。
昭和25年4月、私が工業学校に入学した頃陸上競技部に長距離界の猛者、樺沢、西脇の両先輩がおられました。
連日の練習は厳しいものでしたが、1年生の秋の中越大会で800メートル・1500メートルが決勝まで進み、 3年生の信越大会では各種目に6名も選抜されました。これも日頃の厳しい練習の成果だったと思います。
しかし、工業学校時代の1番の思い出は、何と言っても長岡地区の駅伝での優勝です。
5連破という快挙に、学校関係者、OB達の喜び様は大変なものでした。終生忘れられぬ思い出です。
その後、大学に入り陸上部に籍を置きましたが、鳴かず飛ばずの4年間でした。ただひたすらに走っていました。
JT退職後12年になりますが、年に平均15レースに参加し、遙か後尾でのゴールインですが、完走の充実感を味わっております。
病気とは無縁で今日まで来られたのも、マラソンのお陰と自負しています。1日に約15キロのトレーニングをかかさずやっており、 せめて80才までは続けたいものと思っています。
昨年、山本貞夫先輩の誘いを受け、ジョギング同好会に仲間入りいたしました。 それ以来、小嶋義輝氏には格別のお世話を被っております。お陰で、卒業以来50余年ぶりに当時の仲間と再会でき感謝の念で一杯です。
末筆ながら、母校陸上競技部のより一層のご活躍を祈念いたします。
-  以上  -
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